ピアノが脳にいい?

 

ご存知かと思いますが、人間の脳は、右脳と左脳に分かれていて、右手は左脳,左手は右脳と密接に結びついています。左脳は、文字や言葉の認識、論理的に物事を考える機能を、右脳は、視覚、聴覚など五感を認識する機能を担い、直感や想像力などに関わっています。

 

ピアノを弾くためには・・・

①目で楽譜を見る

②脳でその内容を理解する

③理解した内容を手で弾く

④その音を耳で聴く

 

①~④をしなければならず、この高度な作業が、特に右脳の発達へつながります。右脳が発達すると、感情表現が豊かになるのはもちろんのこと、右脳が、空間把握能力や計算能力に関係しているので、理系にも強くなると言われています。

 

普段の生活で、ほとんどの人は利き手があり、その利き手を主に使いますが、ピアノは、両手を使って演奏するので、右脳、左脳ともに刺激を受け、バランス良く活性化されることにより、右脳、左脳をつなぐ脳梁(のうりょう)と言われる部分が太くなっていくそうです。この脳梁で、左右の情報をやり取りするのですが、脳梁を太くすることが、その後の脳発達に良いとされています。